『後催眠』 松岡 圭祐催眠・千里眼などの作者。
催眠自体かなり前に読んだのだけど、コチラのほうが面白かった。
元・臨床心理士が描く同じ世界だけに嘘はないけど、本として書かれてる部分も多々ある。
それでも、本としてちゃんと面白いので全然構わないが…
起承転結 ストーリー 面白いのに、先は読めてしまったのが残念というか。
コレに関しては、タイトルが悪いんじゃないかとも思うけど。^^;
催眠シリーズだからといって、同じ役者が活躍するかと思いきや、今回は脇役だったように思う。
恋愛小説として美しいと思うし、こんな催眠だったら、掛けられてみたい。
『ヘブンリー・ブルー』村山 由佳天使の卵が期待を裏切る物だったのでどうかな?と思ったけど、ココまで読んでようやく話は終わったように思う。
「アナザーストーリー」として描かれているが、ココまでの話を最初から詰めておいて欲しかった。そしたら、あんなに尻切れトンボにならなかったのに…とも思う。
文字も大きく、ページ数も少ないので、1時間もしないで読めてしまった。
が、それでも、話が完結した気がするので、気持ちがすっきりして読んでよかったと思う。
天使の卵の方では、妹の恋心がこんなに強い物だと思わなかったので、ちょっとびっくりした面もあった。この人も、この話があってこそ、酷い人で終わらずに良かったと思う。
『東京タワー』リリー・フランキーずっと気になってた!やっと読めた!!と言う感じの作品。
号泣して読むかと思いきや、気分の問題か思ったよりはあっさり読めてしまったのが残念。ちょっと自分に反省。寝る前に読むことが多く、肝心な所を一気に読めなかったせいもあり。でもホロリとは充分したけど。
読んでよかった。いい話だなぁと思う。
母子の強さの関係がちょっと彼を髣髴ともさせるけど。
名前は聞いたことがあるけど、イマイチこう鮮やかに浮かぶ人ではなかった。
自分の地元の名前も出てきて、意外だった。
あぁあそこか、あそこの和菓子屋に違いない…とか思いながら読んでいました。
晩年 ココまで息子と供に入れたらオカンも幸せだったろうなと思って読んだ。
今 主婦として、こう言う話を聞くと、二人分のおかずで毎日品数揃えて、同じ物が引き続き出ないなんてすごい事だと本当に思う。
私も一汁三菜位はしたいけど、一汁二菜くらいが二人分だと限度。
残り物も並べたりすると豪華になってる時もあるけど。
こう言う 人が来て、にぎやかで、いつも人に手作りの物を振舞ってるような老後を送りたいと思う。
江戸っ子家庭で育った私は、こう言う『上京する気持ち』とか、『方言・国の言葉』って感じのものがなく、想像の上でしか理解できない所もあるので、そう言うのはちょっと哀しいなと触れるたびに思ったりもする。
親も田舎が無い東京人だから、私にとっては「東京タワー=郷愁」でもあって大人になって目指す場所ではなく、古ぼけた地元の人こそ行かない観光地と言う印象だった。
アメリカから戻って、東京タワーを見ると、帰ってきた気になってほっとする。
夜景の中にあるのは本当に好き。